パンクロック出身、Perfumeにハマる

パンクロック出身、Perfumeにハマるプレイヤー向け

どうも、ヤスイです。
今日はPerfumeを聴いてみようかと。はい。ポリリズムとか、チョコレイトディスコとかのPerfumeです。古いですかね。でもそれくらいしか知りません。中学生の頃、毎週Mステ見てた頃のPerfumeしか知りません。

確か初めてPerfumeを聴いたのはMステの「Baby cruising Love」
一緒に見ていた父親が「ここまで声変えてたら何がなんだかよくわからんな」と言ってた記憶があります。それには同感。何がいいのか、ここまでやるならPerfumeの3人じゃなくてもいいんじゃない?曲はいいかも知れないけど、という感想だった気がします。

とは言え、Mステ初出演から10年以上、いまだ人気のPerfume。これは一回ちゃんと聴いといてもいいんじゃないかと思い立ったわけです。

まあ僕はPerfumeの3人の名前も正確には知りませんし、数曲の代表曲しか知りません(まだあげてないのでいうと、レーザービームとワンルームディスコくらいしか浮かばない)。
なのでこれから紹介することもファンなら知ってて当たり前のことばかりと思います。「別にファンじゃないけどちょっと気になって入るんだよね〜」くらいの人には楽しんでもらえるかなと。

Perfumeのざっくりした歴史

まず簡単に歴史をさらってみましょうか。結構長く活動してるみたいで、リリースとかそういうのも入れるとキリがないので、イベント系中心でざっくり紹介します。
ソースは全部ウィキペディアなんで、文句があればウィキペディアへ。

「Perfume」以前-ご当地アイドル

  • 1998年12月、芸能スクールの体験レッスンでかしゆかとあ〜ちゃんが出会う。
  • 2000年春、テレビ新広島が運営するアクターズスクール広島入学した第1期生のかしゆか・あ〜ちゃん・河島
  • 佑香が、スクール内ユニット「Y.A.Y」を結成。のちに「ぱふゅ〜む」と改名。
  • 2001年夏、河島の脱退後、あ〜ちゃんが新メンバー候補を誘うが「私はちょっと、そういう可愛いのとかはちょっと無理じゃけん」と断られ、次の候補だったのっちが快諾。現在のメンバー構成へ。
  • 2002年3月、アクターズスクール広島「もみじレーベル」より「OMAJINAI★ペロリ」でインディーズデビュー。広島のローカルアイドルとして活動。
  • 広島時代の最後のテレビ出演は、住宅展示場でのハーブの寄せ植えとマグロの解体ショー。
  • 2003年春、中学3年生になると同時に上京。表記を「ぱふゅ〜む」から「Perfume」へ改名。

さかのぼるとPerfumeの原型は1998年から始まってたんですね。キャリア20年以上。かなりのベテランアーティストです。
この頃の楽曲「OMAJINAI★ペロリ」がこちら。曲名のダサさやマグロの解体ショー番組に出ていたとかは置いておきましょう。売れる前のアイドルはだいたいそんなもんです。

すごい売れないアイドル感w プッチモニが売れてなかったらこんな感じだっただろうな〜。
音楽的かどうかでいうと、一切音楽的じゃない。歌詞もくだらないし、コーラスの感じとかもう…曲の構成とかもすごくしょーもない。まあ楽しそうではある。期間限定の子供ユニットとしてはいいかも。NHKで流れそう。

上京からブレイクまで-ご当地アイドル脱却

  • 上京後、2003年4月28日から2005年11月18日、『BEE-HIVEカメラ』に出演
  • 2003年8月、「Perfume」として最初のシングル「スウィートドーナッツ」をBEE-HIVEレコードよりリリース。サウンドプロデューサーにCAPSULEの中田ヤスタカを迎える。
  • アイドルイベントに多数出演、秋葉原での路上ライブなどの経験を積む。
  • 2005年9月21日、シングル「リニアモーターガール」でメジャーデビュー。「近未来型テクノポップユニット」を名乗る。
  • 2006年1月11日、2ndシングル「コンピューターシティ」リリース。以後、全楽曲の作詞作曲を中田ヤスタカ担当。
  • 2006年7月、冠番組『パッパッパッパッパッパッPerfume』が開始。
  • 2007年5月24日、初の完全ワンマンライブ『ひこぼし☆募集中』のチケットが即日完売。追加公演が決定。
  • 2007年7月1日、「ポリリズム」がリサイクルキャンペーンCM「リサイクルマークがECOマーク。」に採用。全国的に名を広めることとなる。

2001年に現在のメンバー体制になってから、全国的に有名になるきっかけになった「ポリリズム」まで6年。結構下積み長いんですね。「OMAJINAI★ペロリ」はまあいいとして、ワンマンライブのタイトルが「ひこぼし☆募集中」とか、冠番組のタイトルが「パッパッパッパッパッパッPerfume」とか、意外とそういうジャンルのセンスしてるんですかね。
もっとアーティスティックなセンスを持ったユニットだと思ってたんですけど。「ひこぼし☆募集中」とか完全ストーカー被害に悩む地下アイドルのイベント名じゃないですか。それとも2007年はそのセンスが一般的だったんですかね。

そしてそのメジャーデビューシングル「リニアモーターガール」がこちら。

おお、Perfumeや。あんまり知らない僕でもわかるPerfume感。まだ曲調はアイドルチックなんですけど、音色とか、そういうのはPerfumeって感じですね。
ちなみにPerfumeに改名してから最初のシングル「スウィートドーナッツ」がこちら。

まあすごいアイドル感。まあすごいアイドル感。
歌詞、メロディ、映像、全てがインディーズアイドルって感じですね。音はなんか変わりましたけど、音楽的という印象はあまりない。この頃からテクノポップと言われてるみたいですけど、まあバックサウンドが若干テクノになっただけで、曲としてはアイドルソングですね。

メジャーデビューでなにがあったのか…中田ヤスタカ氏の魔法か。
まあ、今のPerfumeの原型は「リニアモーターガール」にあると言ってもいいと思います。ファンでもないくせになに言ってんだって感じですが、まあ曲を聴く感じ、多くの人もそう感じるでしょう。

ブレイク後-敵は自分たちだけだと言わんばかりの快進撃

  • 2007年9月12日、5thシングル「ポリリズム」リリース。オリコン週間チャートで7位、デイリーでは4位を獲得。
  • 2007年10月 – 11月、Perfume 初の全国ワンマンツアー『感謝!感激!ポリ荒らし! 〜あらためまして、Perfumeです〜』を開催。
  • 2008年7月9日、7thシングル「love the world」がグループとしてはもちろん、テクノアーティスト史上初のシングルチャート1位を獲得。
  • 2008年12月31日、『第59回NHK紅白歌合戦』に初出場。
  • 2011年2月9日、東京ドームライヴを収録したDVD『結成10周年、メジャーデビュー5周年記念!Perfume
  • LIVE@東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」』を発売。女性グループ初の4作連続オリコン連続総合1位となる。
  • 2011年5月18日、13thシングル「レーザービーム/微かなカオリ」をリリース。4作連続で自己最高初動を更新。
  • 2013年8月3日、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』で大トリ出演。
  • 2015年3月10日、ライブDVD/BD『Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」』をリリース。DVD通算首位獲得作品数が通算9作となり、宇多田ヒカル、倖田來未を抑えて女性アーティスト歴代1位に。
  • 2016年4月6日、アルバム『COSMIC EXPLORER』をリリース。女性グループとしてアルバム6作連続首位となり、AKB48と並び女性グループ歴代1位タイに。
  • 2019年9月18日 – ベストアルバム「Perfume The Best “P Cubed”」をリリースし、オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得。通算8作目の1位となり「アルバム通算1位獲得作品数」で、AKB48と並び女性グループ歴代1位タイ。
  • 2019年12月31日、『第70回NHK紅白歌合戦』に出場し「FUSION -紅白 Ver.-」を歌唱。NHK紅白歌合戦に12年連続出場。
  • 2020年2月1日 – 26日、初の全国4大ドームツアーを4都市7公演で開催予定。

ポリリズムでブレイク後はすごい。もう普通に紹介してたらそれだけで読むのに10分くらいかかる。いろいろなアーティストの記録を塗り替えた後、もう敵は自分たち自身だけだと言わんばかりの快進撃。
12年連続で紅白出場とか。20年後には石川さゆり的な立ち位置になってるんですかね。「ペロリ飲み込むomajimai」とか言ってたアイドルが。

しかし初の全国ワンマンツアーのタイトルが『感謝!感激!ポリ荒らし! 〜あらためまして、Perfumeです〜』このセンスはなんなんでしょう。ポリ荒らしって。そういうセンスの3人ということでいいんでしょうか。それともアイドル時代のファンのことを考えてでしょうか。

でも改めてみてみるとほんとすごいですね。ずっと名前聞くなとは思ってましたけど、AKBグループと同じ記録持ってたり。宇多田ヒカル、倖田來未とかビッグネームの記録塗り替えたり。

この期間の曲、ザーッと聴いてみたんですけど、紹介したい一曲が2011年5月18日リリースの「レーザービーム」

始まりがいいですね。シンプルなビート、シルエットから始まって急に光がさしてサビ。かっこいい。サビの振り付けがかっこいい。のっちかわいい。
4つ打ちのシンプルなビート。サビ、間奏、Aメロ2回しというシンプルな構成。でもシンセの音とキャッチーなメロディですごく魅力的に聴こえてる。Aメロのゆったりして拍子の頭で始まるメロディと対照的に、裏拍から入るリズミカルなメロディ。

テクノポップというジャンル、ほとんど聴かないんですけど思ったよりシンプルで聴きやすい。

とりあえず代表曲は聴いておきましょう

ここまで簡単にPerfumeの歴史を見てみたんですけど、思ったよりすごいアーティストなんですね。確かに女性グループで10年以上メジャーシーンに居続ける人ってあんまり居ません。これだけいろんな記録持ってるのも納得ですね。
テクノポップといえばイエロー・マジック・オーケストラくらいしか知らない僕ですが、今の日本のテクノポップシーンのトップを走ってると言ってもいいんでしょうね。他にテクノポップアーティスト知らないんで、ほんとなに言ってんだって感じですけど。

まあここからは代表曲を3〜5つくらい聴いてみたいと思います。ちなみにPerfumeの代表曲とか正しく知らないので、YouTubeあさったり、Wikipedia見たりして代表曲っぽいなと思ったものを紹介します。
もっと「これがあるやろが!」っていうのあれば教えてください。

メロディが贅沢「FLASH」

これ聴いたことある気はするんですけど、ちゃんと聴くのは初めてでした。メロディが贅沢ですね。曲が始まった時「これもサビから始まる曲かー」と思ったらまさかのAメロ。サビに使えそうな印象的なメロディをAメロに使って、ビートをグングンあげてスピード感のあるサビ。
サビの「Flash」とか「鳴らした」とか「最高の」のコーラス部分の声が気持ちいい。サビのメロディはすごい単調な繰り返しなんですけど、ちょっと単調に聞こえるかなくらいのタイミングでビートが一瞬消える。たったこれだけで曲を飽きさせないエッセンスになってるんですね。

1:10くらいから始まるサビ終わりのダンスがかっこいいですね。格闘技的な動きに数学的な直線と曲線、面。映像としてはすごいシンプル。テクノにありがちな光の演出もない。モノクロでシンプルな空間で3人が表現する。ダンスというよりも演舞、劇みたいです。だから余計な演出がなくても映える。最後だけライトセーバーみたいなの持ち出してますけど。
ラスサビで違う演出するとかはよくありますけど、この曲ではちょっと余計かなーと思っちゃいました。白の光だけでも十分観れるのに。

全然ナチュラルじゃない「ナチュラルに恋して」

2010年リリースの一曲。知らない曲だと思ってたら何回か聴いたことある気がする。センターって言うのかわかりませんけど、まあセンターが順番に変わっていく。ファンにとっては嬉しい曲だと思います。

ずっと同じビート。なんて言うのかわかりませんけど、同じ感じの複雑なビートで最後まで乗り切れない。一般的な感覚ではあって欲しいところ、と言うかあるだろうと思っているところに音がなかったり。そう言う複雑性というか、ナチュラルに恋してというタイトルなのに、ナチュラルじゃない音の組み方しているというか。
そしてこの曲、サウンドメロディーがサビと間奏にちょっとある程度。後はずっとビートだけ。

ナチュラルに恋して ナチュラルにキスをしてよ ねぇ
ナチュラルに愛して このまま手をつないでたいの
ナチュラルに恋して ナチュラルに肩を寄せあって
ナチュラルに愛して 何気ない 気持ちがいちばんのほんもの

ナチュラルなラブソングですね。NATURAL BEAUTY BASICのCMソングで、映画「今日、恋をはじめます」テーマソング。サビでこれだけナチュラル連呼するんだから、すごいブランディング効果ありそうですね。ていうか、ヒールでよくこのダンスできますね。

ぜんぜん がんばってくれない
今日は 記念の日なのに
テレビを見て 時計の針は進む
忙しそうにしている キミの携帯電話
ちょっと 誰から メール届いているの?
キミは人気者だし 不安にもなるけれど
そうやって 笑うたび 安心しちゃうの

くだらないリア充歌詞ですねー。記念日なのに頑張ってくれないとか、でもそれ悪いのは君じゃなくて、君の周り(携帯電話に連絡してくるやつら)だから仕方ないよねーみたいな。

ナチュラルに恋してというタイトル、そしてこの歌詞、に対してこのビート。自然と不自然が絡み合っているアンバランス感が魅力の一曲と思います。

そしてこの曲、両A面シングルでリリースされてもう1曲「不自然なガール」、こっちの方が素直なビート、メロディで自然(ナチュラル)。
2曲で自然と不自然をうまく絡ませている、両A面シングルとしていい作品です。

やっぱり外せない「ポリリズム」

これぞ代表曲って言っていいんでしょうか。少なくとも僕の中ではPerfumeといえばポリリズム という印象です。
名プロデューサー中田ヤスタカが作った曲なんですけど、こういう複雑なリズムを地上波で流すのはなかなか議論があったようで、事務所が「この間奏は長すぎる」と言ったら「これは間奏ではありません。歌です。」と力説したり、レコード会社が「音飛びと間違われ不良品扱いされる恐れがある」と懸念を示したら「これくらいのことをしなければファンは満足しない」と説得したり、いろんなエピソードがあるみたいです。

ポリリズムっていうのは異なるリズムを組み合わせたような音楽のことで、例えば片方が3拍子、もう片方が4拍子だったり、片方が4拍のフレーズで、もう片方が5拍のフレーズだったり。そういうやつです。

この曲の場合、サビ後の「ポリリズムポリリズム〜」と繰り返すところがポリリズムになっています。
基本のビートは「ドッドッドッドッ」っていう4拍で、ボーカルは「ポ・リ・リ・ズ・ム」という5拍のメロディになっています。それだけかと思いきや高音のシンセのピコピコしている部分は6拍かな?さらにベースは3拍ですね。
思ってたよりもすごいポリリズムしてました。

個人的には一番Perfume的「Magic of Love」

無音からいきなり始まるサビ。サビ後半のキーが下がるところとかクセになります。かっこいい。イントロの流れのまま流れるAメロ。Aメロの音の抜き方が気持ちいい。

いろいろ聴いたんですけど、なんか音がいいんですよね。シンセの感じとかもそうなんですけど、声が。ちょっと他の曲と違うニュアンスがあるというか。メイクの感じとかもちょっと違いますよね?たぶん。

歌詞とメロディ、ダンスもいい感じにミスマッチですよね。可愛らしい恋の歌に対して、近未来の戦闘服みたいな衣装。積極的な感じというのか、どこか攻撃的なサビの踊り。
2番からはサビの衣装とメロの時の衣装が同じ空間に存在するようになって、ラストラビの前はそこを俯瞰するようなイメージでまたサビの衣装に。映像、演出としていいですね。

もうちょっとPerfume真剣に聴いてみます

とまあ今回はこの辺で。わかったことは思ったよりPerfumeすごいということですね。いろんな記録持ってたりすることはもちろん、曲もすごい。僕はMステでしか観てなかったので、ちゃんとフルを聴いたのは初めてぐらいの感じですが、もっとちゃんと聴こうと思います。
アイドルの延長線上じゃなくて、いちジャンルを切り拓いたアーティストですね。

もうちょっといろいろ聴いて、シンセとかビートのこと勉強した上でもっと音楽的な記事を書きたいと思います。

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