ライブハウス新基準は文化の危機

ライブハウス新基準は文化の危機プレイヤー向け

どうも、ヤスイです。
我々、Hecatoncheir sistersは屋外活動を自粛しているので、年内はライブハウスのステージに立つ予定もつもりもありません。しかし、ライブハウスが我々の活動の一番大切な場であることに、変わりはありません。
その辺の思いについては、「新型コロナとバンドマンとライブハウスと」という記事の中で紹介しているのでぜひ。

今回取り上げたいのは、数日前に出たライブハウス新基準について。

ライブハウス新基準

こういうやつですね。すでに話題になっているのでご覧になった方も多いかと。

ただ一つ、これまだ案段階で、19日以降に正式にガイドラインを出すとのこと(実はこの記事を書きはじめてから結構時間が空いてしまって既に19日を超えてしまった。でも19日を迎える前の感情は大切だと思うので、あえて変えずにそのまま出す)。
なのでこの通りなると決まったわけでもない。そこは認識した上で記事を書いています。
このガイドラインがどういうものかというと、要するに

  • 出演者と客の間を2メートル空けること
  • 2メートルを確保できない場合はフェイスシールド着用
  • 客同士は1メートルのソーシャルディスタンス
  • 観客が歌うのは禁止
  • 握手会は原則自粛(すべての握手のたびにアルコール消毒すればOK)

などなど、まあ新型コロナがやばいことに対して、対策した上で営業しようねというものです。

新型コロナの被害は十分わかっているし、僕自身、バンドの屋外活動を全面的に自粛している。とはいえ、このガイドラインにはいろいろ突っ込みたいところがたくさんある。それどころか、ライブハウスという文化の危機であるとさえ思う。

ということで、今日はこの「ライブハウス新基準」についてと、それに対するアーティストやライブハウス側の反応、そして、僕が勝手に考える今後のライブハウス、音楽業界について語りたい。

新型コロナ対策で生まれそうな「ライブハウス新基準」

はい、あくまでライブハウス新基準はあくまで生まれる予定、というだけでまだ生まれたわけではない。東京都がライブハウスの自粛を解禁する予定の6月19日を目処に実施される予定とのこと。

ちょっと話外れますが、一般社団法人ライブハウスコミッションという団体が先駆けて新型コロナ感染症対策のガイドラインを出しています。ライブハウスに出る人は当然、観にいく人も、見ておいた方がいいと思います。

ライブホール、ライブハウスにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン

このライブハウス新基準というものについて書こうと思った理由は、本気でライブハウスという文化の危機に繋がり得るから。それは国や自治体が100%悪いわけでも、ライブハウスやアーティストが悪いわけでも、コロナウイルスの責任というわけでもない。
国や自治体はもっと現場を知った上で考えるべきだし、ライブハウスやアーティストも有事に対する適応力があまりに低い。新型コロナウイルスの責任にしても意味がない。感染症なんて出る時はでるし、人命のために犠牲にすべきものはいくらでもある。誰が悪い、何が悪いというものではなく、全部どこかに課題がある。

ということで、まずはこのライブハウス新基準、なにが問題なのか見ていきたい。

出演者と客の間を2メートル空けること

ライブハウス新基準:出演者と客の間を2メートル空けること

これは別に問題ないとしておきましょう。科学的に2メートル離れた程度でどれだけ意味があるのかは正直疑問です。2メートル離れてても2時間もその距離維持したらほぼ一緒じゃないの、とも思う。
が、まあソーシャルディスタンスには一定の効果があるそうなのでいいとしましょう。

2メートルを確保できない場合はフェイスシールド着用

ライブハウス新基準:2メートルを確保できない場合はフェイスシールド着用

意味がわからない。ライブに何しに行くのって、音楽しむためだけじゃない。だったらでかい音でCD聴いた方が100倍いい。ライブハウスに行くのは、アーティストの顔が見たいから、というのは小さくない理由なはず。我々アーティストも、お客さんの顔が見たくてステージに上がってる。
で、フェイスシールドです。YouTubeとかだとディスプレイ越しですからね、どうしても生にはかなわない。でもフェイスシールド越しに顔見るくらいなら、YouTubeで配信観てた方が臨場感ありそう。
あとこれは想像でしかないけど、フェイスシールドって照明と相性悪そう。スモークとか汗の湿気とかも。ストロボ焚いてカッコよくパフォーマンスしてる時にフェイスシールドがやたら反射したりしてたらコントじゃないですか。
これについては反射を抑えて透明性の高いフェイスシールドが導入されるのを祈るのみ。どっちにしても、ライブハウスにはいわゆる”生”を味わいに行ってて、それがかなり阻害されることは間違いない。

ボーカルの声とかどうなるんでしょうね。マイクがフェイスシールドの内側にあるのか、外側にあるのかにもよるけど、どっちにしても品質は下がるでしょう。

客同士は1メートルのソーシャルディスタンス

ライブハウス新基準:客同士は1メートルのソーシャルディスタンス

これもまあ想像の範疇ですが、一番被害がでかい。普通のライブハウスって、1メートル四方に10人くらいは入る想定でキャパとか出してるんじゃないかな。となると、実質的にキャパは10分の1程度になる。
で、キャパが10分の1になったからといって、ライブのコストは変わらないわけです。家賃が10分の1になるわけでも、照明やPAスタッフの給料が10分の1になるわけでもないので。
そのしわ寄せがどこに来るかって、全部ですよね。ライブハウスは収益が減る。当然収入が10分の1になったらやっていけないので、チケット代を上げるか、アーティストへのギャラを減らすか、ノルマを上げるかになる。アーティストはギャラが減る。集客が減るからバックも減る。場合によってはノルマが増える。ノルマが増えてもそもそもライブハウスのキャパが10分の1になってるのでお客さんの呼びようがない。なんとかしようと思ったらチケット代を10倍とは言わないまでもかなりあげないといけない。

なかなか最悪です。僕らが普段出るライブハウスって、キャパ100〜300人くらいの規模が多いんですが、ワンマンであればだいたい50人くらい入るとライブハウスのレンタル代とかをペイできて、それ以降が収益になるってイメージです。ただ、キャパが10〜30人だったらどんだけ頑張っても収益にならない。
記念ライブで一度やるだけだったらいいけど、そんな企画を何度も続ける資金はない。

インディーズとか、駆け出しのバンドだとライブハウスからノルマを課せられて出演する。だいたい10〜20人くらいがノルマで、頑張って人呼ぶんですよ。そういうバンドが5つくらい集まって、ライブをするんです。
すると、ライブハウスはノルマ分儲かるし、バンドは頑張って人入れてペイしようとするし、さらに他のバンドが呼んだお客さんをファンにして少しづつ人気を出していく。

ライブハウスとバンドってそういう関係性で成り立ってるんです。ただまあ、キャパが数十人程度じゃ、この関係性自体が成り立たない。

この辺はあとでもうちょっと深掘りします。

観客が歌うのは禁止

ライブハウス新基準:観客が歌うのは禁止

これはまあ仕方がないかなとも思いますが、バンドによってはコールアンドレスポンスがなくなるのは致命的ですよね。お客さんもそれを楽しみにしているし、コールアンドレスポンスがある前提の曲やパフォーマンスもある。
実際、コールアンドレスポンスが禁止になったらアーティストの戦力図も随分変わりそう。

握手会は原則自粛(すべての握手のたびにアルコール消毒すればOK)

これ、僕は握手会とか経験ないんでわからないんですけど、どうなんですか?
よく言うじゃないですか。「きゃー〇〇さんと握手しちゃった!1週間は手洗わない!」とか。いや、そんな人実際にいるのか知りませんけど、このガイドラインが実現したら、握手した2秒後にはアルコール消毒。握手の痕跡を跡形もなく消されてしまうわけです。

これ嬉しいかなー。自分と握手した後すぐにアルコール消毒するのもされるのも、気分はよくないでしょ。まあ新型コロナの感染者を出さないためなので気分とか言ってられないですけど、そもそも握手会は気分よくするためにやるもんでしょう。

とまあ、このガイドラインには他にも細かく盛り込まれると思います。入場前の検温とか、換気とかいろいろあるはず。あくまでメディアは尖った部分だけ見せてるだけだと思います。
その前提のもと、もう少し考えてみたい。

ライブハウスという文化の危機

しかしまあ、今ある情報だけを見るとライブハウスという文化自体が危機に思えてならない。
ただでさえ、YouTubeとかライブ配信とかに負けてる。YouTube、ライブ配信みたいなのが登場してアーティスト活動の方法やお客さんの楽しみ方に変化があるのに、ライブハウスは何十年も本質的に変わっていないというのがそもそもの問題。
まあライブハウスはこうでなくちゃ、みたいな感じもあるし、僕自身そういう雰囲気は嫌いじゃない。YouTubeでライブ映像みたりMV観たりするのも好きだけど、やっぱりライブハウスという場には特別な価値を感じるし。

しかしまあ、ライブハウスという業界に変化がなくて徐々に落ち込んでいく中、ライブハウス新基準はとどめの一撃。
申し訳ないが、僕はこのガイドラインに沿ったライブハウスに観にいくよりも、YouTubeで無観客ライブが観たい。自宅演奏でもいい。その方が楽しめる。

時代錯誤かもしれないし、誤解を覚悟でいうけれど、ライブハウスの良さは「3密」にあるんですよ。スモークと人の熱気で息苦しい感じとか、アーティストはもちろん、隣の人の汗や声。そういうのがライブの空気感を生んでいて、他には出せない熱気や一体感、満足感につながっている。
当然といえば当然だけど、ライブハウス新基準はそれらを味わえなくしている。これはもう、ライブハウスとしては唯一の武器を失ったのも同じ。

お客さんが楽しめなきゃ、アーティストも当然楽しめない。逆も然り。

ライブハウスもアーティストも「集客」がなけりゃ死ぬ

こんな事別にリスナーは知る必要がないんですけど、ライブハウスって特殊な収益構造があるんです。ちょっと複雑というか、少なくとも飲食店とは違う。
飲食店は料理や体験を提供してお客さんからお金を得ていて、その料理や体験はどこが責任持って提供するのって、そのお店です。
一方のライブハウス。ライブハウスがすることは「場」を貸すこと。そこで提供される音楽や体験を提供するのは、ライブハウスではなくてアーティストやイベンターなわけです。

で、その収益構造がどうなっているかというと大きく2種類。まあメジャーアーティストだともっと違った収益構造があるんですけど、キャパ1000人未満のライブハウスだったらだいたいこの2種類だと思います。

ライブハウスの収益構造

とりあえずざっくりこんな風に表してみましたが、要するにライブハウスはアーティストに場所を貸してあげて、アーティストが音楽とライブという体験を提供することでライブハウスもアーティストも収入になるというわけです。実際ギャラはライブハウスからというよりもイベンターからという認識ですが、それはいったん置いておいて。

で、2種類と言ったのはアーティストがライブハウスに「ノルマ」を支払って出るという形式もあります。その場合はざっくりこんな感じ。

ライブハウスの収益構造

ちょっと変わりましたね。まあ実際のお金の流れはもう少し違うんですが、アーティストはライブハウスまたはイベンターからノルマを課せられ、その分をお客さんからチケット代をもらってペイする、というもの。
アマチュア、インディーズだと結構多いです。なのでバンドマンはまずノルマを課せられないレベルになることを目指すわけですね。それはつまりノルマ以上にお客さんを呼べると認められてもらったことになりますから。

で、こうした収益構造があるから、ライブハウス新基準は余計にやばいんです。今は飲食店も集客に苦しんでるから同じだろうと思うかもしれませんが、飲食店は自分でサービスを提供しているので、極論、自分と仕入れ先さえ生き残ればなんとか続けられる。たとえ一時的に大量に廃業しても、外で食べる人がいなくなることはないからいずれ復活すると思う。

ところがライブハウスには、自分たちでサービスを提供しているわけではなく、アーティストに場所を提供してアーティストがサービスを提供しています。

ということで、収益構造を頭に入れて、今回のライブハウス新基準による影響を考えてみましょう。

まず第一に新型コロナの影響はライブシーンに大きな被害を出しています。たとえコロナが収束しても、一度ついたイメージはなかなか拭えません。この時点で、ライブハウスに行こうという人の母数がかなり減っている。それと同時に、これからバンド活動を始めようと思っている若手の中には、今回の影響を受けて諦めた人も少なくないと思います(ここ重要)。

そしてここにライブハウス新基準。これは前述の通り、ライブの楽しみをかなり奪うものなので、集客の激減が予測される。ガイドラインによって集客が10分の1になるんだから、予測じゃなく事実。

で、収益構造から分かる通り、集客ができないと困るのはライブハウスよりもアーティスト、バンド側なんです。これはライブハウスがどういう決断をするかにもよりますが、従来通りのやり方でいくなら、ライブハウスは極論、バンドからのノルマがあるので、ドリンク代が減るくらいで済みます。ギャラってのも、基本的に集客数に応じて出るものなので、集客が減ったらその分アーティストのギャラが減るので、被害は限定的。

ライブハウスが自分たちの売り上げを守る方法は2つあります。ノルマを維持することと、ギャラに最低ライン(何人以上の集客からいくらみたいな)。もちろんこれで被害がゼロになるわけではないですが、ある程度軽減できます。
逆にライブハウスが自分たちの売り上げよりアーティスト支援に目を向けた場合、これもできることは2つ。ノルマを下げることとギャラを維持すること。

ただ、どっちにしてもアーティスト、バンドは影響を受けています。そもそもマックスの集客数が10分の1になってるわけです。ノルマを10分の1にしたら流石にライブハウスは成り立ちませんし、集客10分の1でギャラの維持は現実的じゃない。流石にそこまで売り上げに対するギャラ比率は高くない。

つまり、ライブハウスの集客力に影響が出ると、いちばん困るのはアーティストで、僕らはだいたいお金がないからアーティスト活動が続けられない。少なくとも、ライブに出演するような手間も費用もかかる活動はできなくなっていく。
そうなると当然、ライブハウスは仕事がなくなります。サービスを提供するアーティストが出演してくれなくなると、ライブハウスは何もできなくなります。

僕がライブハウスという文化の危機だと言ったのは、こういうライブハウスとアーティストの関係性にあるんです。ライブハウスはアーティストに音楽を届ける場を提供し、お客さんと出会う場にするという役割があるのに、それができなくなる。

ライブは大切な活動。でも、集客がうまくいく見込みが低い現状に加え、うまくいったとしても収益にはつながらない。YouTube、ライブ配信、SNSなど、ファンとつながる方法は他にもいろいろある。

こんな状態でもライブに出たい、イベントを企画したいという人、どれだけいますか?

そして何よりこんな状況でも、フェイスシールドつけて2メートル間隔空けて黙ってみないといけないライブを観たいと思う人、どれだけいますか?

問題は新しいアーティストが出てこなくなること

ライブハウス新基準の影響

ライブハウス新基準によって、ライブの楽しみが減り、集客力が減ったら、最終的には音楽業界全体に悪影響があるかもしれない

ここまでいろいろ書いてきましたが、1番の問題はこうした影響で若手が育たなくなることです。
若手を育てるって、ライブハウスが果たす役割の中でもめちゃくちゃ大事な部分。バンド組んでも、ライブハウスがなければお客さんをつける方法がない。もちろん音源制作とか、YouTubeとか、SNSとかライブ配信とか、活動する方法はいろいろあるけれど、そうしたものでお客さんをつけるのって、めちゃくちゃ大変。そっち出発で有名になるアーティストも少なくないけれど、音楽業界・文化を支えているのはライブハウスで育ったライブバンドだと思う。

既に言ったように、ライブハウスが集客できなくなって、若手に厳しいノルマを課すようになって、ある程度人気になっても十分なギャラを渡せないとなると、ライブハウスで若手が育たなくなる。

そうなるとね、音楽業界全体の沈没。YouTubeとかライブ配信とかで面白い人しかいなくなって、ライブハウスという文化自体がなくなる。

悪循環ですよね。ライブハウスの集客力がなくなる(ライブするメリットが減る)。するとアーティストがライブ以外の活動に集中するようになって余計ライブハウスの価値が下がる。そうなるとライブハウスで若手が育たなくなる。そしてライブをしたいと思うアーティスト自体の数が減る。気づけばライブハウスという業界、文化自体が危機になる。

YouTubeみたいなネット使った活動もいいけど、ネットって実は平等性や多様性がない世界なんです。ライブハウスだと目当てのバンドを観にきてその前や次に出てた別のバンドを観てファンになって、ということが当たり前にあるけど、ネットは極論自分の興味の範疇にしか世界がない。
この辺をわかりやすくイメージするのは難しいんですけど、ネットの世界だけだと、例えば「ロックンロール」という言葉を知らない人がロックンロールに出会うのは非常に難しい。YouTubeも賢いから、その人が好きになりそうな曲をどんどんおすすめしてくるから、ポップス好きの人はポップスばっかり聴くようになって新しい出会いが減る。
小さいライブハウスだとジャンルごちゃ混ぜのイベントとか普通にあるから、ポップス聴きに行ってロックやロカビリーと出会うことも当たり前にあって、音楽にはこうした出会いが必要。

ん〜まあ何が言いたいのかちょっとよくわからなくなってきましたけど、一言でいうと、ネットの世界では売れるべきものが売れやすくて、売れにくいものは最初から存在していないも同義の扱いを受けるということ。
わかりやすい例でいうと弾いてみたやカバー曲をYouTubeに投稿している人。彼らの収入(主にYouTubeの広告収入)は、ライブバンド(主にチケット、CD、物販)よりも多い。それが悪いことだとは全く思ってない(僕はコバソロにめちゃくちゃハマってる)。けど今後この傾向がさらに強くなって、新しい音楽が出てきにくくなるんじゃないかという懸念が大きい。

これからのライブハウス像は友達と飲みながら話す

まあライブハウス新基準と呼ばれるニュースをみて、これからどうなんのかなーと漠然と考えながら文字に起こしてみた、という感じです。

本当は今後ライブハウスがどうなるべきかとか、持論を展開しようかな、と思ってたんです。今回思い知ったのはライブハウスの適応力の低さ。一部クラウドファンディングや寄付を募る動きとかもありましたけど、業界としては本当に弱い。ライブハウスってほとんどが個人事業レベルで、横の繋がりも薄くて細い。大きな協会や連盟国とかがあるわけでもないから、自治体、世論と対等にわたる力を持てない。一応「日本劇場技術者連盟(法人57社)」とか「日本ライブハウス協会(公式Twitterのフォロワーが200人ほど)」とかはあるけど、まあ何やってるのか正直よくわからないし、多分そんなに影響力は大きくない。
飲食だと「全国飲食業生活衛生同業組合連合会(会員85,000人)」とか「大阪外食産業協会(会員513社)」みたいに地域に根ざしたものとかがたくさんあって、ちゃんと影響力を持って業界のために動いている印象。

たぶんまずそういう団体とか連盟とか、業界が一丸となるための仕組みがなかったことが、今回弱さを露呈した要因の一つで、その辺をなんとかしたいな、とか。あとは自分がライブハウス運営するならこんなふうにしたいなとか、いろいろ考えてたんですが、まあ長くなってきたし、まとめることもできなさそうなので、ここから先はバンド仲間と飲みながら話そうと思います。

僕が言いたいことは一つ。Hecatoncheir sistersは現在屋外活動自粛中。だからといってライブハウスに興味がないわけじゃなく、むしろ注視してる。年が明けて、ひとまわりデカくなってライブがしたい。そのために現在動いている。
自分たちが帰る場所がロクでもない場所にならないよう、ライブハウスはもっと頑張って欲しいし、自分たちもできることはしていきたい。以上。