死ぬまでに行くべき「味園ユニバース」|OSAKA NIGHT PARADE Vol.2に行ってきた

ユニバースリスナー向け
画像:ユニバース 公式サイトより

こんにちは。HORNnet編集部です。

突然ですが音楽好きの皆さん、『味園ユニバース』ってご存知でしょうか?

味園ユニバースは、大阪府大阪市にある味園ビル地下1階にあるライブホールのこと。
2015年にはこのライブホールを舞台にした映画:味園ユニバースが公開されたため、この映画をきっかけに知った方も多いかもしれません。

この印象的できらびやかな照明を見て、あ〜ここか〜となった方もいらっしゃるかもですね。

ちなみにこの味園ユニバースがあるビル:味園ビルですが、1956年に建設された複合商業ビルで、当時はキャバレーやスナック・ダンスホールなどあり、まさにバブル期のシンボル的存在だったんだそう。
度重なる改築と業態のマイナーチェンジを経て、現在は地下1階がライブホール、1階が駐車場、2階がバーやスナック・飲食店など、3階がマッサージルームなど、4階がホテル(現在は閉鎖)、5階が宴会場という構成に。
2階のバーやスナック・飲食店などは関西のサブカル宮殿だとかミナミの魔窟などと言われている超ディープスポット。

味園ビル

画像:NAVITIME Travelより

そんな地下1階にあるライブホールが味園ユニバース。
元グランドキャバレーの跡地ということもあり、鮮やかなネオンに包まれ、昭和のレトロな雰囲気を醸し出しています。
2011年まではキャバレーとして営業していたようですが、現在は貸ホールとなっており、ライブはもちろんTVや映画の撮影、披露宴・パーティなど様々なシーンで使われています。

がしかし、新型コロナウイルスにより決まっていたイベントが相次いで中止。味園ユニバースから光が消えました。

そんな味園ユニバースが2021年3月13日と21日にOSAKA NIGHT PARADEと称して復活祭を開催すると発表しました。

 

3月21日のイベント出演者を見てください。過去にHORNnetで紹介させていただいた小林私Cody・Lee(李)が出るじゃないですか。

これは行くしかないだろということで、今回は味園ユニバースってこんなところなんだよということや味園ユニバースのライブに足を運んだ感想をただつらつらと書きたいと思います。

開演まで編

まずは2021年3月21日時点での味園ユニバースの入場までの流れを。

番号順に呼ばれるところまではこれまで通りですが、この時、「大阪コロナ追跡システム」の登録が必須となります。このシステムに登録していなければチケットを持っていても入場できません。

入口で「チケット」と「大阪コロナ追跡システムに登録時に届くメール」を見せ、検温を行います。

入って左を向くと階段があるので階段を降り、ドリンク代(600円)を支払い、荷物チェック。

味園ユニバースは飲食物の持ち込みに非常に厳しく、飲み物の入ったペットボトルなど持っていると、もれなく没収されます。飲食物を持っていないことが確認でき、進むとこの景色が。

味園ユニバースは足元にマークが貼られており、このマークを基準に自分が見たい位置を自由に選べる仕組みでした。

また、味園ユニバースの特徴は上の画像にも見えるソファー。ソファーがこの写真に映る横部分や後方にいくつか並べられています。
コロナ禍なので間を空けて利用するよう注意書きの紙が貼られており、端っこに1人ずつ座れる形。わたしも今回ソファーを使いました。

Cody・Lee(李)編

まず最初に登場したのはCody・Lee(李)。

高橋響(Vo./Gt.)がメンバー一人一人に頑張ろうぜ的な声をかけ、始まったのは「我愛你」。途中、高橋響(Vo./Gt.)が手拍子を促し、1曲目なのに最高潮の盛り上がりへ。

その後「drizzle」、MC(メンバー紹介)から味園ユニバースらしい曲をやろうと始まった「キャスパー」と「東京」。力毅(Gt.)のギタープレイに見惚れました。

その後、グッズ紹介を経て初披露の「新曲」へ。イントロは正規メンバーとなったばかりのニシマケイ(Ba.)を強調しているようなかっこいいベースで、2番の尾崎リノ(Vo./AG.)の歌声が美しく、原汰輝(Dr.)の印象的なドラム…味園ユニバースで初披露という場が相応しい曲でした。

そして最後に大切な曲をと「桜町」。途中マイクが反響したりシンバルが取れたり?とトラブルに見舞われながらも終わりを迎え…たかと思っていたら「When I was cityboy」が始まり、メンバーのテンションは最高潮に。
(もちろん会場も最高潮でしたが、コロナ禍でなければもっと盛り上がったんだろうな…)

もうめちゃくちゃ最高じゃないCody・Lee(李)。この日からわたしは本格的に李ギャルズ(Cody・Lee(李)のファンのこと)になりました。

レルエ編

次に登場したのはレルエ。

まずはご紹介を。

2013年8月結成。透きとおるようなハイトーンボイスとエレクトロサウンド、ギター、バイオリンによる、個性的なメロディーが特徴の3人組バンド。
2018年8月にMini Album『UNITE』を、2019年9月には1st Full Album『Alice』をリリース。
そして2020年3月、ビクターエンタテイメントより1st EP『Eureka』をリリース。

今回はレルエが奏でる楽曲を2曲、ご紹介します。

青とゲート

 

思わず駆け出したくなるテンポと音が特徴的な曲。

青く光ったわたしの世界 わたしの世代
淡く燃えては包み込むように ただ踊るよう
どうか聞かせて あなたの世界 あなたの声
遠く揺らいだ あの点と点 結ぶ季節連れて
ゆこう

一歩踏み出そうと背中を押してくれるような気がして、聴いていて前向きになれます。

キミソラ

この曲はアニメ:モンスターストライク最終章「エンド・オブ・ザ・ワールド」となった曲。

暗い夜空 僕は君に願いを込めた
振り絞った一つの小さな光が欲しい
いずれ僕たちはこの場所から離れなくちゃいけない
立ち向かって散り散りの星を守る
大丈夫さ ほら仲間がいるよ
違う空の下にいても

これまでの楽曲では直接的な表現をしてこなかったレルエがアニメを見ている人にも伝わるよう、直接的な表現を取り入れた曲。より多くの人の感情を揺さぶります。

レルエの魅力はなんといっても音と透き通る声の組み合わせ。音はギター・バイオリン・シンセ・ベースに加えて打ち込みドラムでもう組み合わせが無数。常にオリジナリティ溢れる曲が生まれ、レルエの世界観に引き込まれます。

以上、ここまでが紹介。ここからはライブの感想。

楽曲を聴くのが初めてでどんなバンドなのだろうかとドキドキ。
櫻井健太郎(Vo./Gt.)の澄んだ声とギターにsaya(Vn./Syn./Cho.)のバイオリンを持ちながらシンセサイザーを奏でるという職人っぷりとエンドウリョウ(Ba.)のいつまでも聞けるベース。この3つに打ち込みのドラムが合わさり、体が勝手に動き出す。

世界観にどっぷり浸かってしまい、気づけばあっという間に終わっていました。

小林私編

なぜこの男がトリなのか、そう、それは時間が押すから。(本人談)

開始早々、水を取りに行くわ、ギターを落とすわ、チューナーを取りに戻るわ、ととにかく自由。
「生活」「悲しみのレモンサワー」を歌いMCへ。

そして「HEALTHY」へ入るんですが、2番で間違えたのでもう一回しまーすと普通に言い出し、スマートフォンで歌詞を見て閉じてまた歌い、「香日」そしてまたMC。

え、MC多くない?と思ったあなたはぜひYouTubeライブを見てみてください。この人、とにかく喋ります。
喋る・歌う・喋る・喋るの繰り返し。わたしはYouTubeライブを見ているのか…?と錯覚するほどでした。
でも話の中身がなさすぎてか全く覚えていないので、申し訳ないんですが内容に触れることができません。

「スープが冷めても」「アニメ漫画研究会の姫は俺のことが好きなんじゃないか」を歌った後、スマートフォン片手に告知とまたまた喋り倒し、「サラダとタコメーター」を。

MCと歌声のギャップにいつもやられるんですが、今回は味園ユニバースというステージも重なり、さらに魅了させられました。

その後もまた喋って「共犯」で締めくくり、最後に今日のバンドはCody・Lee(李)・レルエ・小林私ではなく手洗い・うがい・消毒でした!と言い、長々とお辞儀をし解散!

合間合間に何度も「怒ってます?」と聞いてたんですが、たぶん怒っている人、いる。
でもあの歌声を耳にしたら許してしまう。摩訶不思議。

死ぬまでに一度は行ってみてほしい

以上、今回は味園ユニバース復活ライブでの入場から観たアーティストの感想までを書かせていただきました。

味園ユニバースって改めて考えると非常に面白いところですよね。
画像からもわかるかと思うんですが、普通のライブハウスとは違って非現実を味わえる空間で、待ち時間も上にある照明がくるくる回っているのをずーっと見てられるんで退屈じゃないんですよ。
疲れたらソファーに座れるし、何よりここで飲むお酒は美味い。

個人的には音響があんまり好みではないんですが、ライブを観る環境としては非常に良いので、このアーティストにライブしてほしいな〜とか妄想が膨らみます。

最後に、今回味園ユニバースで観た3組はどれも非常に良かったんですが、Cody・Lee(李)とレルエはともかく、なぜ小林私が選ばれたんでしょうか。
誰か教えてください。

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