一般的バンドマンの自宅スピーカー|YAMAHA HS5,Marshall ACTON Ⅱ,ゼンハイザー HD599

一般的バンドマンの自宅スピーカー|YAMAHA HS5,Marshall ACTON Ⅱ,ゼンハイザー HD599リスナー向け

どうも、一般的バンドマン、ヤスイです。
今日は僕の個人機材、それも楽器とかじゃなくて普通の音響機材(というほどのものではなくただのスピーカー)を紹介します。

なんでこういうテーマで記事を書こうと思ったかって、バンドマンの音響機材に興味津々な人って少なからずいると思うんですよね。
だってプロのスピーカー、いわゆるレコーディングエンジニアとか編曲家とかDJとかが使ってるスピーカーってめちゃくちゃ高い。50代くらいの高所得層がだいたい持ってるような真空管アンプのついたオーディオシステムとか車が買えるレベル。
そういうのって求めてないじゃないですか、大体の人は。

で、バンドマンって、音楽が好きで、音にこだわりを持っていて、音楽をよく聴いて、でもそんなにお金がない。
つまり、そういうバンドマンが使っているスピーカーこそ本当に求められているんじゃないかと。同じく音楽が好きで、音にこだわりがあって、音楽をよく聴いている人がスピーカーを選ぶときに参考なるんじゃないかなと。

そして僕もギターをやっていて、今もバンド活動をしている。同じく音楽好きで、スピーカーにはそこそここだわっている。家でギターも弾けば、ちょっとしたギター録りも行う。でも真空管のオーディオシステムを構築する金はない。

例えばこれ、LUXMANというメーカーの真空管アンプ「MQ-88uC」
お値段なんと382,415円。
スロバキア産の真空管にニチコン製高耐圧メタライズド・ポリプロピレン・フィルムコンデンサーを採用というから僕にはいいのか悪いのか、適当なことが書いてあっても判断できません。

ちなみにレビューには次のように書かれています。

FOCAL「SOPRA N゜1」と組み合わせ試聴する。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、ピアノが隅々まで鳴り切って、ホールの空気全体を揺るがす描写に凄みがある。オリジナルのMQ-88uも出力に十分な余裕が感じられたが、MQ-88uCは駆動力と低音の制動力に磨きがかかったように思う。

ちなみにラフマニノフのピアノ協奏曲第2番はこれです。盲目のピアニスト辻井伸行さんが弾かれてるんですが、アニメ「四月は君の嘘」で聴いたことがあるようなないような…
そんなの家で聴きます?僕は聴かないです。

 

FOCAL「SOPRA N゜1」というのはこれまた高級スピーカーで、見つけたサイトでは96万円で販売されてました。いやあ、最高級の真空管アンプに最高級のスピーカーで聴くラフマニノフピアノ協奏曲第2番。気持ちいいんでしょうね。想像できませんけど。

まあ、こういうのを求めているわけではないと思います。多くの人は。確かに真空管の見た目は魅力的ですし、音が立体的に聴こえるとか、空気の振動がどうとか、確かに良さそうだけど、邪魔だし賃貸マンションでは十分に鳴らせない。

もっとこう、ボーナスの一部でちょっといいスピーカー買おうとか、その程度ですよね。スピーカーに求めるものって。「音楽好きです」とか公言しちゃってる以上、ある程度のもの持ってないと友達呼んだときかっこつかないじゃないとか、その程度ですよね。

そこで僕が普段自宅で使っているスピーカーを紹介しようと思ったわけです。
今回紹介するのはギター弾くときによく使っている「YAMAHA HS5」と普通に音楽聴くときに使っている「Marshall ACTON Ⅱ」そしてスピーカではなくヘッドフォンですが、自宅でもよく使っている「ゼンハイザー HD599」です。
まあこれ持ってたら、一般的な感覚からすると「お、音楽にこだわり持ってそうじゃん(正直よくわかんないけど)」となります。

どれも一般的な感覚で「ちょっといいスピーカー、ヘッドフォン」というレベル。気に入ったら即買って、実用に耐えるレベル。
真空管トラブルに怯える必要もないし、なんなら壊れてもちょっと悲しいで済むレベル。そんな一般的バンドマンが自宅で使っているスピーカーです。

素直な音で聞きたいなら王道スピーカー「YAMAHA HS5」

YAMAHA HS5

YAMAHA HS5 モニタースピーカーだが通常のリスニングにも利用

まず初めに紹介するのは王道中の王道「YAMAHA HS5」です。ヤスイのPC両脇に置かれていて、値段は購入当時、セットで3万円ほど。PCでYouTubeを見たり、音楽を聴いたり。デスクの下にはギターのプロファイラーアンプKemperを置いていて、その音もYAMAHA HS5から出しています。

YAMAHA HS5

スピーカーの上に乗っているオブジェは彼女の持ち物。そこそこの出力にもかかわらず振動が少ないYAMAHA HS5だからできる芸当

YAMAHA HS5はのいわゆるモニタースピーカーというやつです。モニタースピーカーというのは、通常のリスニング用スピーカーと違って音が素直に出る仕様になっています。リスニングスピーカーというのは、聞きやすいようにイコライザがかかっていたり、いろいろ調整されてるんですね。
一方、モニタースピーカーは逆に多少聴きにくくてもいいから音が素直にでる設計なんですよ。自分たちのレコーディングしたラフミックス(エンジニアさんが最終調整してないやつ)聴いて「いい感じやん」と思っても、モニタースピーカーで聴くと粗が目立ったりします。
そういう意味ではミュージシャンとか、エンジニア向けですね。ちょっといいスピーカーだと大体イコライザがついているんですが、HS5にはそういうものは何もありません。裏面に僕もよくわかっていないスイッチがいくつかあるだけです。

YAMAHA HS5裏面

YAMAHA HS5にあるのは電源のオンオフと音量、あとはよくわからないスイッチが2つ

普通のスピーカーに慣れてると音が硬いとか、聴きにくいとかあるかもしれませんが、「音を素直に聴く」という目的であればかなりおすすめです。
プレイヤーじゃなくて、リスナーにもおすすめできるかというと全然できません。単に音楽を気持ちよく聴きたいならもっと安くて気持ちいいヤツがいっぱいあります(それは次に紹介)。まあ見た目はかなりかっこいいし、音楽にこだわっている感が出るからそういうのを求める人にはおすすめです。

 

ちなみに、音楽を聴くときはYAMAHA HS5を使うんですが、アニメやバラエティを見るときはiMacから直接出します。でも映画とかドキュメンタリーはYAMAHA HS5。なんのこだわりか自分でもわかりませんけど、とりあえずそんな感じで使ってます。

 

音質なんてどうでもよくなるレベルでおしゃれな「Marshall ACTON Ⅱ」

Marshall ACTON Ⅱ

Marshall ACTON Ⅱはリスニング用。寝室に置いていて、この見た目で音が鳴っているだけでテンション上がる人は少なくないはず。

続いては、リスナー向けスピーカー「Marshall ACTON Ⅱ」です。僕はずっと字面だけで「ACTON」を「アクション」と呼んでたんですが「アクトン」です。間違えないでね。
これも3万円ちょっとで購入しました。

Marshallです。はい、ギターアンプの超大手メーカーですね。きっとあなたが普段聴いている音楽の4割くらいはギターアンプにMarshallを使ってると言っていいほど使われているアンプです。
そんなMarshallが出したリスナー向けスピーカー。音が悪いわけがない。

でもそんなことはどうでもよくて、大事なのは見た目ですよ。白くてちょうどいいサイズ感。そしてMarshallアンプのクラシックなデザインを引継いだデザイン。ギタリストにはたまらない一品でしょうね。それでいてどことなく可愛らしい。

 

もうこの動画を何回もリピートしてます。何言っているのか9割くらいわからないけど見てしまう。 Marshallにはそういう魅力がありますよね。

Marshall ACTON Ⅱ

Marshall ACTON ⅡはAUX、Bluetooth2つのインプット、ボリューム、ベース、トレブル3つのつまみがある

機能もシンプルかつ十分。AUXとBluetoothがあれば日用に不足なしです。イコライザもベースとトレブルの2つ。こういうスピーカーにありがちなやたらとベース音が強くなるわけでもなく、ちょうどいいバランスで鳴ります。

それにしても、この価格帯のスピーカーって無駄にベース音が強いものが多いんですよ。「君らベースの音好きでしょ。ズンズン鳴ってるのがいいんでしょ。ベースライン聴けたら一人前とか思ってるんでしょ」っていうメーカーの悪意が感じますね。
いやいや、我々はただ気持ちよく音楽が聴きたいだけだから。自宅の寝室で空気が震えるレベルの低音求めてませんから。

話がそれましたけど、Marshall ACTON Ⅱはかなりいいリスナー向けスピーカーです。結構流行ってるみたいで、家電量販店のオーディオ機器コーナーに行けば大体置いてあります。大きいサイズもありますけど、一般家庭ならMarshall ACTON Ⅱで十分だと思います。
あと、フェンダーも似たようなアンプを出していて、それとどちらがいいかは好み。僕はフェンダースピーカーの音を聞いたことがないんですけど、まあ音が悪いとかはないでしょう。

 

使い勝手は最悪だけど音はピカイチの「ゼンハイザー HD599」

ゼンハイザー HD599

ゼンハイザー HD599 音は非常に良いが開放型ヘッドフォンのため外での使い勝手は非常に悪い

価格、品質、ブランド力、デザイン力など、総合力で見たときに上位のオーディオメーカーを5つ挙げろと街頭インタビューしたら7割くらいは「ゼンハイザー」の名前が出ると勝手に想像しているほど信頼できるメーカーです。
ちなみにHecatoncheir sistersのボーカル、スマイユウキが以前使っていたマイクもゼンハイザーでした。

まあゼンハイザーはオーディオ機器メーカーとして、プレイヤー向けの製品もいっぱいあるんですが、リスナー向けにイヤフォン、ヘッドフォン、ワイヤレスヘッドフォン、さらにはノイズキャンセリングヘッドフォンなど、いろんなシリーズがあります。

その中でも今回紹介するHDシリーズは室内のリスニング向けに拘られた逸品。HD599のウェブサイトにも「リスニングの喜び」「快適さにおいても並ぶものなし」「オーディオファンが求めるサウンドとルックスの融合」などなど、魅惑的な言葉が並びます。

事実、ゼンハイザーのHDシリーズはどれも素晴らしいんですが、数字が上がるほど高くなり、「HD820」だと20万円くらいします。これは一般的な感覚から言って、許容できない価格。

しかしHDシリーズの500番代は3万円前後で音質は最高クラス。このHD599は500番第シリーズの最高の型。これが3万円弱なんだから最高です。

 

この通りプロモーションも非常にかっこいい。こんな煉瓦造りの家だったらさらに気持ちいいんでしょうね。しかもレコード聴いてるし。僕はAmazonプライムミュージックの有料会員なので、ゼンハイザーの魅力の3分の1程度しか実感できていないのかもしれません。
やっぱりいい音楽は煉瓦に囲まれて、レコードで聴くべきなのでしょうか。

しかし、4年ほど使っていて、非常に気に入っているゼンハイザーHD599ですが、2つ不満が。

1つ目は開放型であること。
これは開放型ならではの音を求めるなら仕方ないんですが、音漏れがひどい。しかも外の音も普通に聴こえる。つまり、自宅で1人、静かな環境でないと真価を発揮できないんです。僕はこれしかヘッドフォンを持ってないので困っているんですが、電車の中で聴こうものなら大変です。外の音が聞こえるからある程度音量を上げないといけない。でも開放型だから音漏れしまくり。

しかしまあ開放型だからなんでしょうか、ドラムの音とかが遠くから聴こえるというか、バンドサウンドがバンドの形で聞こえるんですよね。ちゃんと一番手前にボーカルがいて、その次にギター、ベース、最後にドラム。こういうのが立体的なサウンドっていうんでしょうか。この奥行きは開放型ヘッドフォン、ゼンハイザーHD599ならではです。

それともう一つ。イヤフォンジャックの独自規格は正直なんとかして欲しい。
ゼンハイザーHD599だけじゃないと思うんですけど、ヘッドフォンに挿す側のジャックがちょっと特殊なサイズ。まあ壊れたら買えばいいって話なんですけどね。

しかし長時間大音量で聴き続けても疲れない非常に優秀なヘッドフォン。家で1人で最高の音質で聴きたいならかなりおすすめです。

スピーカーは半分自己満足。いいの1個持ってれば十分。

さて、僕が自宅で使っているスピーカー「YAMAHA HS5,Marshall ACTON Ⅱ,ゼンハイザー HD599」を3つ紹介しました。まあ結論、好きなの買ってください。
一個おすすめするなら「Marshall ACTON Ⅱ」ですが、自分の家に一個しか残さないなら「YAMAHA HS5」ですし、誰かにプレゼントするなら「ゼンハイザー HD599」と思ってます。
それぞれ値段は3万円前後で、機能や品質に差はあんまりありません。ただどれも個性があるというか、目的によって良さが全然違うんですよ。

僕はギター弾くから「YAMAHA HS5」は欠かせませんし、「ゼンハイザー HD599」の立体的な音は感動ものですし、気軽に聴くなら「Marshall ACTON Ⅱ」は最高です。

そんな感じで、もしこれからスピーカーを買おうと探しているなら、レビュー読むのもいいですけど、とりあえず買って自宅で聴くことをおすすめします。お店で聴いても元のアンプや環境が違うから家に帰ると「なんか違う」ってなります。なんで、もし気に食わなかったらメルカリで売ろうくらいの気持ちでとりあえず買っちゃいましょう。 

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