【感染対策】屋内ライブイベントの今の形、実際に行った感想

リスナー向け

こんにちは。HORNnet編集部です。

以前、野外ライブイベントについて、実際に足を運んだ感想を書きましたが、今日は屋内ライブイベントについて書いていきます。

前回はRUSH BALLなど大型イベントが開催されたりされつつあるとお伝えしましたが、これらはあくまで野外のライブイベント。
建物の外なので換気体制は建物の中と比べると万全の体制。イベント会場では感染症対策が徹底して行われているため、あなたが毎日対策していることと同じことをしていれば基本的には問題なく行くことができます。
また、イベント経由での感染が確認されなかったケースも増えているため、一時に比べるとかなり足を運びやすい環境になったかと思います。
野外ライブについてはある程度の状況がわかりましたが、屋内ライブの現状はどんな感じなんでしょうか。今日は屋内ライブイベントについて、実際に足を運んだ感想と併せてお伝えできればと思います。

屋内ライブイベントの開催状況

2020年11月現在、屋内ライブイベントは無観客ライブだけでなく、有観客ライブも増えつつあります。
もちろん政府および自治体が発表しているガイドラインに沿って、イベントを開催しています。

現在行われているTHE YELLOW MONKEYのライブはかなりの徹底ぶりです。

また、毎年年末に開催されている屋内フェスの開催も発表されました。

その他、各種屋内イベントも関係者間で協議を重ね、その時にできる最大限のイベント実施に向けて動いてくれています。

【2021年1月23日:追記】
開催まで一週間を切った時、新規感染者数の増加に伴ってCOUNTDOWN JAPAN 20/21およびRADIO CRAZY2020は中止となりました。

屋内ライブイベントの今の形

ここからはわたしが実際に足を運んだ屋内ライブについて、お伝えします。
ちなみに誰のライブに行ったかは現在ツアー真っ只中のため、ネタバレ防止も兼ねて秘密です。

まずチケットですが、感染防止対策の一環としてすべて電子チケットでの販売でした。

電子チケット

もう紙チケットの時代は終わった…

実は今回行った屋内ライブは前々から行こうと思いチケットを取っていたわけではなく、開催一週間前に急遽行けることとなりました。
しかし、オフィシャルサイト内ではSOLD OUT表示のため、通常の方法では購入することができませんでした。
ではどうやってチケットを手に入れたのかというと、チケプラTradeというサイトを利用しました。

このサイトはチケットぴあやローソンチケット、イープラスなど公式チケット販売サイトで購入したものの突然行けなくなってしまった場合に利用できるサイトで、株式会社Taxplusが運営する個人間のやり取りがなく定価で安全にトレードができるチケット2次販売サービスとなります。
ここで希望公演のチケットを検索し、欲しいチケットを申し込むと、抽選により購入成立となった場合のみメールが届きます。
ここからはメールに記載されている内容に従い、当日入場できるように準備します。
ちなみに今回足を運んだライブはすべて席が用意されており、整理番号は公演の約2日前に分かりました。

また前日、当日の注意事項のご案内メールが届きました。
内容は「入場時間の分散するので時間制で集合してください」「必ずマスク着用にてご来場ください」「プレゼントやお手紙などはご遠慮ください」「検温を行います」「観覧中の発声はご遠慮ください」「厚生労働省より推奨の新型コロナウイルス接触アプリCOCOAをインストールください」といった内容でした。

そして当日、集合時間に着くよう会場へ向かいます。
到着してからは検温を行い、消毒をし、電子チケットを表示してスタッフさんが見ている前で自身で操作し、ドリンク代をトレイに入れて渡しドリンクチケットをトレイで受け取り、ドリンク交換を行う、という流れでした。

座席は全席指定で身体的距離確保用席として一席ずつ間隔を空けた状態で着席。その確保用席には荷物も置かないようにとの指示でした。

座席

この形で前後左右、一席ずつ間隔が空いた状態

また、開演までの間、友だちと席を詰めて話すのはNG。自身の席同士でマスク越しに話すのは問題ないとのことでした。

後はいつも通りBGMを聴きながら携帯を構いつつ、ライブ開演を待ちます。
時間になると密集していない状態でのライブが始まりました。

発声はご遠慮くださいとのことでしたが、声が漏れてしまうのは仕方がないとのことでした。また、席を立って体を揺らしたり手を叩いたりといったことは問題なく行えました。
左右にスペースがあるということもあり、一人一人が各々自由にたのしむことができるライブでした。

そしてライブが終わってからは混雑を避けるべく、全員席での待機を命じられ、係員の指示に従い番号順に退場。
終演後、会場付近に居座らないようスタッフさんの案内のうえ、直ちに家へ帰りました。

帰宅

帰りの電車を待ちながらライブの余韻に浸る

これが実際に行われた屋内イベントの今の形です。
屋内ライブイベントも野外ライブイベントと同じように関係者間で安心安全を第一に考え、開催されています。

これだけは言いたい

今回、足を運んだあるアーティストの屋内ライブでは、無観客ライブを見たことがあるか、この公演以外の有観客ライブに行ったことがあるか、とわたしたち観客へ質問をしていました。

多くの人は無観客ライブを1回でも見たことがあると手を挙げており、有観客ライブも客席の半分…とまではいきませんが、約4割ほど足を運んでいることも分かりました。
そして、ライブハウスという空間に行ってみたいけど怖くてなかなか行く勇気がない人がこの状況になったことで逆に行きやすくなり、初めて行けたパターンもあると聞きました。
こういう話が聞けることは非常に嬉しく思います。

先ほど紹介したTHE YELLOW MONKEYのライブでもあったように今、大型の屋内イベントへ足を運ぶには新型コロナウイルス接触確認アプリ:COCOAのインストールが必須となります。
このアプリ、動作可能なバージョンはiPhone端末:iOS 13.5以上、Android端末:Android 6.0以上、だそうです。
屋内ライブイベントの中にはインストールできない人に対し、何かあった際に連絡できるよう、必要情報を紙に書いてもらうことで入場可能としているケースもあるようですが、この対応はあくまで比較的小規模なライブハウスのみ。大型ライブハウスやホール、アリーナでは収容人数が多い分、インストールを必須が主流となっています。

ということは、対応していない機種を持っている人やガラケーを利用している人はライブに来るなと言われていることになります。インストールできない人はライブに来るななんて、どうやってこの音楽業界を盛り上げたらいいんだろうか。

チケットが取れるのにアプリのせいで行けないライブなんて、あってはいけない。

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