【Amazon Music HD音質聴き比べ実験】アーティスト自身が検証

ULTRA HDリスナー向け

どうも、ヤスイです。

僕はAmazon Music Unlimitedのユーザーなんですが、数ヶ月前からAmazon Music HDに切り替えました。

これは僕はAmazon Music Unlimitedの上位版で、めちゃくちゃ音質がいいプランです。キャッチコピーは「アーティストが伝えたかった音楽を聴こう」つまり、アーティスト自身が聴いて欲しい音をダイレクトに聴けると、そういうわけです。

で、一応ミュージシャンとして音には拘っているつもりだし、Amazon Musicに自分の曲を配信しているアーティスト自身だし、「アーティストが伝えたかった音楽を聴こう」のコンセプトについて語ってみるのは面白いかなと。 

あ、よかったらHecatoncheir sistersの音も聴いてみてください。

Hecatoncheir sisters 音楽サブスク

Amazon Music 3つのプラン

Amazon Music HD-ハイレゾの価値

まずAmazon Musicを整理しましょうか。僕自身、普通にAmazon Music Unlimitedを使っていたら90日間無料とかいう広告が出てきたので言われるがまま入りました。Amazon Musicも選んだというより、元々Prime会員でPrime Musicに自動で入っていたから使っているという感じ。

惰性で使いすぎてよくわかっていない部分も多いので、まずはAmazonが提供する3種類のプランとハイレゾについて正しく認識したいと思います。すでに知っている人は読み飛ばしてOKです。

Prime Music

Amazonプライムの会員特典で無料で付いてきます。プライム会員の人は追加料金なしで200万曲が聴き放題。200万曲とか言われても多いんだか少ないんだかよくわかりませんよね。1日に10曲新しい曲を聴いても20万日、500年以上かかる膨大な量です。Spotifyの無料版みたいに広告が出るわけでもないし、快適だし、オフライン再生も可能。もうこれでいいんじゃないかって思いますね。

まあ虱潰しに聴いていったら人生を謳歌できる曲数ですが、好きな曲だけをチョイスして聴きたいときはちょっと物足りない。なにより有名アーティストとか好きなアーティストの曲がなければ意味がない。

Amazon Music Unlimited

以前はPrime Music Unlimitedという名前だったと思いますが、なんと6500万曲もの曲数があります。世の中にそんな曲があるんですね。1アーティストが生涯に100曲リリースするとしても65万ものアーティストがいるんですよ。今は活動していないアーティストもいるけれど、Amazonに配信していないアーティストもたくさんいます。そう考えると、今現在活動しているアーティストって何組くらいなんでしょう。数十万はいそうですね。名前あげられるアーティストどれくらいいます?まあ頑張れば100や200は挙げられますけど、せいぜいその程度です。

その中から勝ち上がらないといけない、アーティストとは恐ろしい職業です。

今日の本題は音質ですが、Amazon Music Unlimitedの音質はPrime Musicと同じ。曲数が増えただけ。

ちなみにお値段は月額980円。プライム会員なら780円。Apple Musicは980円一択。iPhone使ってたら安くなるとかそういうのないので、Amazonのほうが優しい。

Amazon Music HD

で、Amazon Music HDです。曲数はAmazon Music Unlimitedと同じく6500万曲。何が違うかというと音質です。HDとULTRA HDという2つがあるんですが、後で細かく紹介します。

お値段は月額1980円。プライム会員なら1780円。音楽サブスクとしてはかなりお高い。音質以外に違いはないので、音質のために月1000円追加で払い続けるか、という挑戦を投げかけられています。

そう、僕は無料キャンペーンみたいなやつで登録したので、この請求が来てビビりました。え、そんなに高かったの?ってなって、今回の記事を書くために立ち上がったわけです。明確に価値がないとこんな金払いたくない。

ハイレゾ音質に価値はあるのか

ULTRA HDについて、Amazonにはこんなふうに説明されています。

ULTRA HD

  • 高音質(HD):ロスレス音質、最大850kbps、最大16bit / 44.1kHz
  • ULTRA HD:さらにロスレス音質、最大3730kbps、最大24bit / 192kHz

まず意味を説明しておくと、「ロスレス音質」というのはデータの欠損を伴わない圧縮のこと。音楽ファイルってそのままだとサイズが大きいので、なんらかの圧縮を加えています。で、欠損、劣化のある圧縮をしてデータ量を減らしているやつがロッシー音質、SDと呼ばれるやつです。

まあ正直、ロスレス音質という言葉自体に大した音はない。言ってみれば、アーティストが登録した音楽ファイルそのままの音質ということで、キャッチコピーにある「アーティストが伝えたかった音楽を聴こう」を実現しているということです。なのでULTRA HDに書かれている「さらにロスレス音質」というのは正直意味がわからない。いや、劣化してないからロスレスなのであって、それ以上って何よ。元ファイルを超えるということか?

まあそれはいいとして、続いて850kbpsとか3730kbpsとかいう部分。インターネット速度とかでもおなじみの言葉ですが、1秒間にどれだけの量のデータを送れるかの数字です。3730kbpsということは3.73mbpsですね。

僕はnuro光を使っているので余裕ですが、3.73mbpsってしょぼい回線だとそれだけでいっぱいになるレベル。つまりそれだけ細かく大量のデータでいい音質届けるぜ、と言うことですね。

最大24bit / 192kHzというのは、これもデータ量を表すもので、イメージ的にはこんな画像です。

ビットレートとサンプリングレート

ビット深度とサンプリングレートは音の解像度を表す。(画像の中に「ビットレート」と書かれているが、これはミス。正しくはビット深度)

まあどれくらい凄いのかイメージしやすいように、CDと比較してみましょう。

  • CD:1411.2kbps、16bit / 44.1kHz

Amazon Music HDで聴けるHDはほぼCD音質、ULTRA HDはCDをかなり超えたハイレゾ音質であることがわかりますね。ちなみにハイレゾ音源の定義は24bit / 48kHz以上。

はこれが「アーティストが伝えたかった音楽を聴こう」に叶っているか考えてみます。

 

アーティストが伝えたい音ってなんだって、めちゃくちゃ膨大なテーマですけど、とりあえず「レコーディングしたときの音」としましょうか。我々アーティストが完成品として聴くのはこの音質です。

あくまで一般的にですが、ロックバンドのレコーディングでよく使われるのは「32bit Float / 88.2kHz」です。Floatがなにかは聞かないでください。知らないので。ちなみに僕がシロップのギターを録ったときの設定は「32bit Float / 88.2kHz」

レコーディングされた直後との生音、プレイヤーからするとそれが一番聴いて欲しい音のイメージに近く作っているはずなんですが、ULTRA HDの最大24bit / 192kHzという数字は、それを満たしてるんだか満たしてないんだかよくわからない数字です。ビット深度でいうと満たないし、サンプリングレートでいうとかなり満たしている。

でもビットレートを計算すると、ULTRA HDは9216kbps、レコーディングは5644.8kbpsなので、いったん「アーティストが伝えたかった音楽を聴こう」は叶えられているということにしましょう。

Hecatoncheir sistersは「32bit Float / 88.2kHz」でレコーディングしており、配信などではCD音質の「16bit / 44.1kHz」で登録しています。Apple MusicとかSpotifyだとこれより低い数字なので、データ的には劣化してしまいますが、Amazon Music HDなら実際に配信したい音質そのままになります。

違いを聞き分けられるか?

まあ実際気になるのはここですよね。CDより音質がいいってどういう状態?聴いてわかるものなの?

結論から言うと、人の耳ではほぼわからないそうです。まずそもそも人間の耳が14bit、20kHz程度しか判別できないそうで、CDより音質がよくて再現される場所のほとんどは聴こえない音なんです。実際、結構いろんな実験で聴き比べられないことが証明されています。

大学とかでもちゃんと研究されているみたいで、「聴き分ける訓練をしたら聴き分けられるかも」「若い人の数十人に何人とかでわかる人もいるらしい」という程度のもののようです。オーディオ愛好家やプロエンジニアでも正答率が50%弱らしいです。ハイレゾかそれ以外かという選択肢で50%なので、まあつまり聴き分けられていないということですね。ソニー本社の人間も聴き分けられないとか、そんなネタもあるみたいです。

じゃあ意味ないんじゃないか、と言う前に実際聴いてみましょうよ。

ハイレゾ音質と通常音質|オーディオ機器5種で聴き比べ

ということで、僕が持っている5つのオーディオ機器で聴き比べてみました。

まず何を聴き比べるかです。何がいいかなーと思っていろいろ見ていたんですが、Hecatoncheir sistersはHD、つまりCD音質です。どうせならULTRA HDと普通のサブスク音質で聴き比べたい。

 

で、いろいろ調べてみると、宇多田ヒカル、あいみょんはULTRA HD、フレデリックはHD、米津玄師が意外にもSD(ロッシー=他のサブスクと大体同じ)。米津さんがSDの時点でもう結論は見えた気はします。

宇多田ヒカルは予想通りハイレゾで配信

宇多田ヒカルは予想通りハイレゾで配信

あいみょんもハイレゾ

あいみょんもハイレゾ

フレデリックは我々と同じHD

フレデリックは我々と同じHD

意外なことに米津玄師はSD。いわゆるサブスク音質

意外なことに米津玄師はSD。いわゆるサブスク音質

メジャーなアーティストはULTRA HDになっていることが多い印象ですが、結構バラバラです。古い音楽でもURLTA HDになってるものはあるし、米津さんみたいに新しいのにSDにしている例もある。

 

で、嬉しいことにThe BirthdayがULTRA HD。我らロックンローラーの憧れですからね。The Birthdayの「青空」で聴き比べてみましょう。名曲ですよ。夜聴くといいんですよこれは。青空ですが、夜が似合う曲です。

TheBirthdayが以外にもハイレゾで配信してた

TheBirthdayが意外にもハイレゾで配信してた

ちなみにAmazon Musicの音質は設定で変えれるので、SDで聴いて、ULTRA HDで聴く、という流れをそれぞれのデバイスに対してやってみたいと思います。

それではデバイス紹介。

エントリーNo1:YAMAHA HS5

「YAMAHA HS5」非常にバランスがいい定番モニタースピーカー

「YAMAHA HS5」非常にバランスがいい定番モニタースピーカー

YAMAHA HS5」DTMの大定番のモニタースピーカーです。原音を忠実に再現することに定評があり、上位版のHS5はレコーディングスタジオでもよく見かけます。これはいきなり期待できますね。お値段二つで37,000円ほど。まあ高価なオーディオ機器というわけではありませんが、実用性と音質を兼ね備えたスピーカーです。

音質の詳細情報をみると元の音質は「24 bit / 96 kHz」です。デバイス側が「24 bit / 192 kHz」なので、再生音質は「24 bit / 96 kHz」となっています。

 

YAMAHA HS03

「アーティストが伝えたかった音楽を聴こう」が達成できてますね。すばらしい。まあオーディオインターフェースの設定がそうなっているというだけで、実際にYAMAHA HS5から出る音がこの音質なのかは正直わかりません。でもまがいなりにも職業ミュージシャンである僕がレコーディングで使っている機材で出ない音なら、それはもう「アーティストが伝えたかった音楽」から外れるでしょうから、多分大丈夫です。

では早速、SD状態と聴き比べてみます。ちなみに設定で音質を落としたらこんな感じになりました。再生音質が「高」ってなんでしょうね。わかりやすく表示してほしい。

YAMAHA HS5

まあ結果はさておき、他のデバイスも紹介していきます。

エントリーNo2:ゼンハイザー HD599

「ゼンハイザー HD599」音が立体的に聴こえるという表現がどう言うことか学んだヘッフォフォン

「ゼンハイザー HD599」音が立体的に聴こえるという表現がどういうことか学んだヘッドフォン

僕の大好きなリスニング用ヘッドフォン「ゼンハイザー HD599」初めて購入した開放型ヘッドフォンですが、初めて聴いた時にビビりました。音の奥行き、立体感ってこういうことかーってなります。ヘッドフォンなんですけど、ドラムが遠くでなってるように聴こえるんですよね。この圧倒的抜け間。かといってスカスカしているわけじゃなくて低〜中音がめちゃくちゃバランスいい。音質と関係ないけど装着感も良くて、ずっと聴いていても疲れない。

お値段は確か購入時で3万円少々。モデルが古いから今は2万円くらいで買えるみたいです。まあ、ノイズキャンセリングとかBluetoothとか余計な機能が一切ついていないヘッドフォンの中ではまずまずの価格帯です。

ゼンハイザー HD599

こちらも元の音質は「24 bit / 96 kHz」ただ想定外のことにデバイス側が「24 bit / 44.1 kHz」結果、再生音質は「24 bit / 44.1 kHz」です。せっかくのULTRA HDなのにサンプリングレートが低下してしまいました。まさかのゼンハイザー HD599では「アーティストが伝えたかった音楽を聴こう」が達成できない。

エントリーNo3:ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2

「ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2」お高いが機能性はピカイチ

「ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2」お高いが機能性はピカイチ

僕が持っているオーディオの中では最新機種。ゼンハイザーの完全ノイズキャンセリングBluetoothイヤフォン「MOMENTUM True Wireless 2」。これはね、便利。ゼンハイザー HD599も素晴らしいんですが、開放型なのでどうしても周囲の音が気になります。結構限られた環境でしか使えない。

36,000円くらいするので、ワイヤレスイヤフォンの中でもかなりいいやつ。

一方のMOMENTUM。ノイズキャンセリングだし、ワイヤレスだし、電池は長持ちするし、非常に便利。マイクも付いているしタップでノイズキャンセリングのオンオフとかありがたい機能が備わっているので、いろんなシーンで使っています。音もね、素直にいい。基本的にオーディオにこだわる人間ってイヤフォン馬鹿にする傾向がありますが、ほんとこれ聴いてほしい。密着したところでなってるのに、音が立体的。安物のイヤフォンみたいにペラペラしてない。

ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2

こちらはデバイス側が「24 bit / 48 kHz」で再生音質は「24 bit / 48 kHz」になった。

こちらも後で結果を紹介します。

エントリーNo04:Marshall ACTONⅡ

「Marshall ACTONⅡ」ギターアンプの定番メーカーマーシャルのリスニングスピーカー

「Marshall ACTONⅡ」ギターアンプの定番メーカーマーシャルのリスニングスピーカー

超オシャレなインテリアスピーカー「Marshall ACTONⅡ

これもね、まあ音質がめちゃくちゃいいとかそういうタイプの製品ではないですが、まあギタリストなら100%お世話になっているMarshallが作ったスピーカーですからね。普通に聴く分にはかなりいい。ドンシャリ系のロックな音が出るかと思いきや、中音がしっかりした印象です。あとアプリのイコライザやACTONⅡのコントロールノブで音は調整できますが、ジャリジャリした感じとかはなく、ナチュラルで聴きやすいスピーカーです。

購入時は32,000円ほど。こうしてみると大体3〜4万円のスピーカーばかりですね。まあ実用性と価格のバランスが一番いいのはこの辺なので仕方ないですが、どうせならもっと安物とか、高級品とかで試せたらよかったなと思います。

Marshall ACTONⅡ

こちらはデバイス側が「24 bit / 48 kHz」で再生音質が「24 bit / 48 kHz」

う〜ん、一般に音楽サブスクとか使う人って3万円前後のオーディオを使うと思うんですよね。勝手なカテゴライズですけど、数十万円もするオーディオを使う人って多分サブスクでストリーミング再生とかしないですよね。

そう思うと、Amazon Music HDにどこまで価値があるのか疑問です。

といっても再生音質が「24 bit / 48 kHz」というのはかなり高いですからね。CDよりもいい。

kbpsは1秒間のデータ総量なので、サンプリングレート(kHz) × ビット深度(bit)×チャネル数(基本2でいいはず)で計算できます。

48 kHz × 24 bit × 2チャンネル =2304 kbps です。

Spotifyの320kbpsとかよりは圧倒的に高い数字。で、Amazonの設定を変えて出てきた「高」ってのがいわゆるサブスク音質だとすると、結構な差がある。

エントリーNo5:iMac内蔵スピーカー

最後にiMac内蔵スピーカーでも聴いてみましょう。意外と馬鹿にできませんよ。そりゃ専用のオーディオ機器と比べたら劣りますが、他PCに比べたら全然いい。若干濁って聴こえるけど、低音もはっきりしている。ノートPCとかまずベース聴こえないですからね。それと比べたらかなりいい。

iMac内蔵スピーカー設定

iMac内蔵スピーカーはサンプリングレートを変更できる

で、実はiMacの音質は「AUDIO MIDI」で変更できます。僕は触ったことなかったので44.1kHzになっていましたが、なんと96kHzまで設定できる。驚いた。とりあえず96kHzにしてみます。

iMac音質

すると再生音質は「24 bit / 96 kHz」に。つまり「アーティストが伝えたかった音楽を聴こう」を達成できた。

今回5つのデバイスを試してみて、結構拘った機材が多いと思ってたのですが、まさか「アーティストが伝えたかった音楽を聴こう」を実現できるデバイスがここにあったとは。灯台下暗しでしたね。

 

何はともあれ、これで各デバイス、ULTRA HDの状態とそうじゃない状態で聴き比べました。

さて、結果ですね。

結果-聴き分けできるが音質の良し悪しとは別

まず整理すると、

デバイス名ビット深度サンプリングレートビットレート
YAMAHA HS524 bit96 kHz4608kbps
ゼンハイザー HD59924 bit44.1 kHz2116.8 kbps
MOMENTUM True Wireless 224 bit48 kHz2304 kbps
Marshall ACTONⅡ24 bit48 kHz2304 kbps
iMac内蔵スピーカー24 bit96 kHz4608kbps

上記はULTRA HDで聴いたときの再生音質。で、Amazon Musicの設定で音質を下げた場合の表示が「高」だったので詳細はわかりませんが、いわゆるサブスク音質の320kbps程度だとすると、数字的には結構な差があります。

ただ、AmazonのULTRA HDのビットレートは「最大3730kbps」つまり、YAMAHA HS5とiMac内蔵スピーカーは計算上4608kbpsとなっていますが、実際にはそんなにない、ということか?だったら最大24bit / 192kHzとかいう数字の意味は…?

わからないので興味ある人は調べてみてください。

まあ、本題はAmazon Music HDは月1000円も払って聴く価値があるのかどうかです。細かい数字はどうでもいい。

結論を一言で言うと違いはわかるが良し悪しはわからないでした。

うん、ほんとそういう感想としか言いようがない。iMac内蔵スピーカーは数字上ゼンハイザーより音質が良いことになるけど、聴いてる感じは完全にゼンハイザーの方がいい。音のバランスとか、奥行きとか、立体感とか、比較するのもおこがましいくらい違う。

音質を変えて聴き比べたとき「確かに言われてみればULTRA HDの方が滑らかな気も…」となりましたが、プラシーボ効果でしょう。ブラインドテストだと絶対わからない。ちなみにiMac内蔵スピーカーについては44.1 kHzで聴いた方が良い。個人的な感覚ですが、なんかパワーがなくなった気がする。

まあこれは聴いてるのがThe Birthdayだからというのが大きいかもしれない。宇多田ヒカルでやればよかったかな。

ただ、違いはわかる。それは確か。デバイスによらず明確にわかります。個人的に違いが一番はっきりしたのはYAMAHA HS5とiMac内蔵スピーカー。まあ数字上の落差が大きいから当然かもしれませんね。でもゼンハイザーのヘッドフォンとイヤフォンでも違うことはわかります。

ただ、良し悪しは本当にわからない。ハイレゾは生感があるとか、ライブみたいとか、そんな意見もあるみたいですが、聴き比べた感じ、ハイレゾの方が不自然な印象。生っぽくは感じない。

結果的には、Amazon Music HDにするなら、まずデバイスを考える必要がありそうですね。iMacの内蔵スピーカーから出る音は、どれだけビットレートが高くても内蔵スピーカーの音です。SD音質のYAMAHA HS5やゼンハイザーとは臨場感が全く違う。

という結果でしたが、僕はAmazon Music HDを解約するつもりはありません。というのも、今回はULTRA HDで比べましたが、SD音質とHD音質の違いは案外はっきりする。特に自分たちの音楽を聴き比べると、当然聴き慣れているせいもあるけどSDだと物足りない感じはある。

ということで、自分自身の音楽をHD音質で配信している僕にとって、Amazon Music HDは1000円くらい追加で払ってもいいかな、という程度の価値はあります。

今も無料キャンペーンとかやってるでしょうから、実際自分が好きな曲を、自分が普段使うデバイスで聴いてみるのが、一番いいですね。参考にならない内容で申し訳ない。

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