こんにちは。HORNnet編集部です。
2020年になり、COUNT DOWN TVやバズリズムなど様々な音楽番組で2020年イチオシバンドなるものが紹介されています。
2019年にブレイクしたバンドと言えば、ストレートな歌詞に乗せたメロディーが美しくオシャレで話題を呼んだピアノポップバンド「Official髭男dism」、幅広い音楽性で現代音楽として注目を集めたミクスチャーロックバンド「King Gnu」。2組とも「2019年流行るバンド」とか「2019年売れるアーティスト」とかいろんな特集で取り上げられて、紅白歌合戦に出演しました。まさに令和音楽の象徴です。
インディーズバンドでは、”スペースシャワー列伝JAPAN TOUR 2019”に選ばれ、荒削りながらも胸を打つようなサウンドで一人一人の心を突き刺すロックバンド「teto」、スピッツ主催イベント”ロックロックこんにちは!Ver.23”に出演し歌詞のメッセージ性とメロディーセンスで人気を集めたロックバンド「ズーカラデル」、2組がインディーズ界を盛り上げたのではないかと個人的には感じています。
今年はどんな音楽が流行るのか、ワクワクですね。今日はHORNnet編集部が選ぶ2020年注目のバンド特集と称し、厳選に厳選を重ねて選んだ10組を紹介します。前置きが長くなりましたが、とりあえず見てほしい。
- ありのままで突き進む|CRYAMY(クリーミー)
- 日常に寄り添えますように|the shes gone(シーズゴーン)
- 武器は壮大なバンドサウンド|マカロニえんぴつ
- 歌って踊って笑顔で帰ろう|超能力戦士ドリアン(チョウノウリョクセンシドリアン)
- 曲に思いの丈を乗せ|Omoinotake(オモイノタケ)
- HUGE and LOUD|Catt(キャット)
- 唯一無二の歌声とロックサウンドのマッチ|Half time Old(ハーフ・タイム・オールド)
- 文学系ギターロックバンド|UMEILO(ウメイロ)
- 一度ハマるとヌケだせない|ニガミ17才(ニガミジュウナナサイ)
- 若々しくも泥臭く、真っ直ぐなロック|CAT ATE HOTDOGS(キャットエイトホットドッグス)
- 2020注目バンド。読むより聴いてくれ
ありのままで突き進む|CRYAMY(クリーミー)
2017年に結成された4人組ロックバンド。2018年8月、自主製作にて1st ep『CRYAMY#2』をライブ会場にて販売開始するも、初回販売分300枚が即完売。2019年4月に1st single『crybaby』をリリースし、東名阪ツアーを行うなど精力的に活動中。
【MV】CRYAMY / crybaby
人間味溢れる歌詞と荒々しいサウンドの組み合わせがたまらない。ぜひイヤフォンかヘッドフォンを付け、爆音で聴いてみてください。飛び跳ねたくなる。
日常に寄り添えますように|the shes gone(シーズゴーン)
2016年春結成。2017年に「RO JACK for COUNTDOWN JAPAN 17/18」で優勝し、COUNTDOWN JAPAN 17/18へ出演。”僕らの歌があなたの日常に寄り添えますように”をテーマに、都内を中心に活動している3ピースロックバンド。
the shes gone「シーズンワン」Music Video
情景が目に浮かぶ音楽。彼らの曲で若者は共感し、我々大人は懐かしさに浸れます。
武器は壮大なバンドサウンド|マカロニえんぴつ
2012年、神奈川県の音楽大学出身メンバーで結成された全年齢対象ポップスロックバンド。2019年2月、マクドナルドCMへ『青春と一瞬』を書き下ろし、同年5月にあいみょんの全国対バンツアー「AIMYOU vs TOUR 2019 “ラブ・コール”」に出演。全国にマカロックを響かせるべく、都内を中心に活動中。
マカロニえんぴつ「ブルーベリー・ナイツ」MV
多彩な音色を組み合わせたサウンドとVo./Gt.はっとりさんのワードセンスが特徴。全員音大出身ということもあり、耳馴染みのいい音楽です。個人的な感覚では、2019年にすでにブレイクしているように思いますが、2020年、さらに飛躍する予感があります!
歌って踊って笑顔で帰ろう|超能力戦士ドリアン(チョウノウリョクセンシドリアン)
2016年結成の抱腹絶倒3ピースロックバンド。2018年、ビクターロック祭り2018の出演をかけた「ワン!チャン!!~ビクターロック祭り2018への挑戦~」にてグランプリを受賞。同年7月、グランプリ特典としてミニアルバム『超能力戦士ドリアンの1004円のCD』をリリース。数々のサーキットフェスに出演し満員御礼を記録。
超能力戦士ドリアン「ファッションマジでクエスチョン」
日常の出来事に笑いの要素を交え音楽とミックスさせる、それが彼らの武器。なんやねんこの歌、と思われた方も多いでしょう。少しでも気になったあなたはぜひなんらかの形でライブを観てください。1人残さず全員を楽しませてくれるから。
曲に思いの丈を乗せ|Omoinotake(オモイノタケ)
島根県出身の3人からなる鍵盤トリオバンド。2012年東京で結成。渋谷を中心にストリートをはじめとするライブを重ね、着実に人気を獲得しメディアでも取りあげられる。ファンの要望が高いストリートライブは今では実施困難に。2020年2月に発売予定のミニアルバムに収録される『モラトリアム』は劇場アニメ「囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather」の主題歌に決定。
Omoinotake / Temptation Street Live ver.
Omoinotakeの音楽は身体だけでなく心を揺らし、常に聴き手を心地よい空間へ誘ってくれます。MVでもその良さは充分味わえるんですが、今回は彼らの原点でもあるストリートライブの映像をご紹介。にしても本当に島根県出身なのだろうかと疑ってしまう。
HUGE and LOUD|Catt(キャット)
2018年結成。都内を中心に活動する4人組バンド。現在はライブ活動だけでなく、YouTubeでポッドキャストを始めたりと精力的に活動中。
Catt – Secret from Live at 北堀江club vijon on May 15, 2019
まずはお詫びを。わたしは英語というものが恐ろしく苦手なため、何を歌っているかは全く分かりません。まだ荒削りではあるが騒々しく、魅了させる音楽。
唯一無二の歌声とロックサウンドのマッチ|Half time Old(ハーフ・タイム・オールド)
2011年、愛知県名古屋市で結成。イナズマロックフェス出場をかけた「イナズマゲート2013」やCOUNTDOWN JAPAN出場をかけた「RO69 JACK 14/15」で優勝を獲得し、出演を果たす。2020年1月より放送中のau三太郎CMソング『みんな自由だ』を担当し、今話題沸騰中の4人組ロックバンド。
Half time Old「アナザーロード」PV
Vo./Gt.鬼頭大晴さんの描く詩の世界観と爽やかな声、キャッチーでポップながらも重みのあるサウンドのバランスが秀逸。既に注目されているため、わたしの口からあえて紹介するまでもないでしょう。
文学系ギターロックバンド|UMEILO(ウメイロ)
2017年に結成。北海道札幌市在住の4人組ロックバンド。メンバーチェンジを経て2018年4月に現体制へ移行。同年7月に音楽プラットフォームEgg’sへアップした楽曲『高空』が3ヶ月以上チャート上位をキープ。さらに同年12月、TOWER RECORDS札幌ピヴォ店限定でリリースするも、発売日初日の15時で完売。2019年2月、ファンの声に応じて急遽再販し、北海道・東京・大阪と販売店舗を拡大。
【MV】UMEILO – 春火鉢
優しい歌声にパワーのあるメロディ。絶妙に良い。なお驚くべきことに彼らはまだ10代。今後伸びしろしかない。驚異。
一度ハマるとヌケだせない|ニガミ17才(ニガミジュウナナサイ)
おしゃれ且つ変態な楽曲の表現。というテーマのもと、2016年結成された4人組クリエイティブバンド。2019年には「FUJI ROCK FESTIVAL’19」をはじめ、数々のフェスに出演。
ニガミ17才「幽霊であるし」MV
独特な歌詞にサイケデリックなサウンド、一度聴くと忘れられない。酒なんかいらん、音で酔える。
若々しくも泥臭く、真っ直ぐなロック|CAT ATE HOTDOGS(キャットエイトホットドッグス)
2018年春より結成し活動を開始。2019年に「十代白書2019」グランプリを受賞。関西を中心に活動中の4ピースロックバンド。
CAT ATE HOTDOGS – yoru
Vo./Gt.ひこさんのしゃがれた声に乗せた軽快なサウンドは泥臭い青春のよう。この記事を書くまでエイトをアートと読み違えていたことはここだけの話。
2020注目バンド。読むより聴いてくれ
以上10組、いかがでしたか。なるべくテイストが被らないよう、いろんなバンドを選んだつもりです。が、どうしても好みが出てしまう。そして語彙力のなさよ。わたしの拙い説明では魅力の20%も伝えきれないため、動画を見てください。
先日、HORNnetの記事で紹介した藤井風も2020年ブレイク間違いなし、まあ現在まさにブレイク真っ最中という感じですが、他にも今はまだ有名じゃないけど、もう直ぐ出てこようとしているバンドがいっぱいいると思います。音楽業界、面白いですね。映画ファンはアカデミー賞の予測に大盛り上がりになりますが、音楽ファンも毎年年末年始はこうした話題で持ちきりになります。
2021年になった時、改めてこの記事を読んでみたい。
そしてかっこいいバンドがいたらわたしに紹介してくれ。全力で追いかけるから。